【映画】犬は人生「僕のワンダフル・ライフ」感想

先週末より公開の映画「僕のワンダフル・ライフ」を観てきたので、その感想です。

映画本編の内容をしっかりネタバレするのでご注意ください。

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「僕のワンダフル・ライフ」あらすじ

犬を飼うことのいちばんの幸せ、それは犬たちがくれる無償の愛。“群れ”の立派なボスを務める飼い主から、きちんと世話もできないダメダメな飼い主にまで、犬は文字通り全身全霊で愛情を注いでくれる。
ゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーの“最愛の人”は、暑い車の中に閉じ込められて苦しんでいるのを救ってくれた、8歳のイーサン少年だった。それ以来、1人と1匹は喜びも悲しみも分かち合い、固い絆で結ばれていく。だが、犬の寿命は人間よりうんと短い。ついに、旅立つ日がきてしまう──はずが、ベイリーの愛は不死身だった!
アメフト選手になる夢を断たれ、初恋の人とも別れてしまったイーサンを心配し、何度も生まれ変わってきたのだ。なぜなら、「イーサンを愛し、幸せにするのが僕の役目」だから!
けれども、そう簡単にはイーサンと遭遇できない。ようやく3度目でイーサンとの再会を果たしたベイリーは、自らに与えられた“重要な使命”に気付くのだが──。

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主人公の犬、ベイリーが何度かの輪廻転生を繰り返し、様々な飼い主やその周りを取り巻く人間たちとの関係を築いていくドラマです。転生の度に犬種や性別も変わるのですが、「ベイリー」としての記憶や人格を保持しています。

ベイリーの4度(5度?)に渡る犬生

輪廻転生を扱う作品は珍しくありませんが、最初から一貫して記憶を保持しているというのはあまりないかもしれまん。だいたいは途中で思い出したりなんだりですからね。

1度目?おお、なんとあっけない…

主人公の犬の名はベイリーですが、その前に別の犬として生きていました。しかし、非常にも野犬狩りに遭い、あっという間にその生涯を終わらされています。本当に一瞬で終わってしまうので、感情移入して悲しむ間もありません。しかし、現実として年間数え切れない数の動物が殺処分されているという無情さを感じました。

2度目 イーサンとの出逢い

次に生まれ変わったのはオスのゴールデンレトリバー。ブリーダーのところなのか他にもたくさんの犬がいます。

しかし、やんちゃな彼はスキを見て脱走!自由が待っていると思いきや、ガラの悪い人間に捕まってしまいます。その後、車の中で放置され熱中症寸前!そこを助けてくれたのがイーサンとお母さんでした。

躊躇なく他人の車のガラスを割って犬を助ける描写からイーサンの母親の人柄が伝わってきました。きっとこの家でなら幸せになれる。

父親の反対はあったものの、無事に家族に迎えられます。

名前は「ベイリー」

それから彼らはずっと親友であり続けました。

イーサンは青年になってアメフト選手として活躍し、やがてハンナというガールフレンドもできます。二人と一匹で幸せな日々を過ごすが、やがて家族や周りの人間に不穏な空気が…

イーサンの父親は優秀な仕事をする人間でしたが、それが自分の望んだように認められず、ノイローゼ気味。そして、現在では酒浸りとなり、妻に暴力を振るうようになっていたのです。そんな父親を見限ったイーサンは家から彼を追い出しました。

その後もラグビーで活躍したイーサンはなんと大学の奨学生として認められるのです。ハンナも母親も祝いますが、そこに絶縁していた父親が現れてしまいます。以前からイーサンを妬んでいた同級生の一人がそのことで彼をバカにするとイーサンが激昂。同級生を殴り飛ばしてしまいます。

その晩、あろうことかその同級生はイーサンの家に放火!

いち早くそれに気づいた名犬ベイリーはイーサンと母親を起こし、なんとか助かりました。

正直、この時点でベイリーが死んでしまうのではないかとハラハラしておりました。

しかし、命は助かったものの、イーサンは避難の際に脚に大けがを負ってしまいます。

奨学生の話もなくなり、祖父母の家で一家で療養することになりました。

事件のショックで元気づけてくれる恋人のハンナも突き放し、

一方的に別れを告げてしまします。

やがて、祖父の農業を継ぐ話になり、イーサンは勉強のために家を離れ、ベイリーと離れることになってしまします。当然、ベイリーには自分を置いて行ってしまうことが理解できず気を落としたまま時が過ぎていきます。

やがて、老犬となったベイリーは余命幾ばくもないと診断され、それを聞き駆けつけたイーサンの前でその生涯を終えました。

いやー辛い。この時点で第一次顔面洪水でした。

もう身体が動かない状態で周りの家族が悲しんでいるのをみたベイリーの

「みんなが悲しそう…元気づけてあげたいけど…」

というセリフがまた辛かったです。

3度目 今度は警察犬?そして♀!?

次はシェパードとして生まれていました。しかもメスです。

妻を亡くした孤独な警察官が飼い主となり、警察犬となりました。

しかし、ある日誘拐犯を追って人質を無事に救出しますが、その後に飼い主の警官のピンチを救い殉職してしまうのです…気難しいようやく飼い主が心を開いた矢先でした。

4度目 脚が短い!コーギーだ

そしてお次はコーギー。

少し人付き合いが苦手な女学生が飼い主ですが、同じく犬を飼っていた同級生と恋人なり、同時にベイリーにも伴侶ができました!

やがて飼い主同士が結婚し、子どもが生まれるころにはベイリーもまた老犬となっていました。飼い主に看取られ、ゆっくりとめを閉じるベイリー…

5度目 虐待、捨て犬、そして

5度目の飼い主が一番酷かったように思います。

飼い主は若い女性でしたが、同棲していた恋人はベイリーを嫌い、

彼女もロクに世話をしませんでした。

ある日とうとう相手の恋人に遠くに捨てられてしまいますが、

さすがのベイリーも元の家に帰る気にもならず、迷い犬となりました。

歩き続けるとなんだか懐かしい匂いや風景…

そこはかつての飼い主、イーサンの祖父母の農場だったのです。

そこで働いていた中年の男性こそイーサン本人でした。

ベイリーが転生を繰り返し、様々な犬生を送る間に50年ほどの月日が経過していたのでした。

その後、紆余曲折を経て、未亡人となっていたかつての恋人ハンナと結ばれ、

ベイリーとともにいつか夢見た幸せな結末を迎えることができました。

犬を飼っていた者として

数年前に一匹、今年一匹。

私も大事な家族を見送りました。

元気だった頃も、老いて動かなくなってしまう姿も思い切り重なってしまい、

終始号泣していました。

この映画はベイリーの心情が語り手となっていますが、

もちろん人間と会話ができているわけではありません。

コーギーとなった時のベイリーが飼い主の「私が何を食べると思う?」

という問に対し、心をの中でしっかりと正解を答えているというやりとりがあります。

その後、老いたベイリーに優しく同じように問いかけるシーンがありますが、

ベイリーは同じように「君の考えていることはわかっているよ」と答え、眠りにつきます。

バイ◯ンガルやらなんやらの存在は動物に人間の言葉で喋らせようとする願望の現れだと思いますが、それってものすごいエゴですよね。

長いあいだ一緒に暮らしていると言葉は通じなくても考えていることはお互いわかってくるもんです。あのシーンはそれがよく表現されていました。

まとめ

この手の作品は動物好きか否かの時点で大分評価が変わると思います。

なので、自分の犬好きの立場から観ると最高でした。

すぐに2回目が観たいわけではありませんが、

またいつか観たいと思わせてくれる素敵な映画でした。

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