【ラノベ】アニメも始まるし「されど罪人は竜と踊る」の魅力を語りたい

(©『されど罪人は竜と踊る』)

こんにちは、どれいです。

タイトルの通り、今回はライトノベル「されど罪人は竜と踊る」についてお話をしたい。アニメが始まるからとかじゃなくて、純粋に15年来のいちファンとして勝手に色々語りたいのです。

もともとは角川書店のスニーカー文庫刊でしたが、大人のゴニョゴニョで小学館のガガガ文庫へとステージ移行。その辺は蒸し返す必要もないので、知りたい方は個人でggってください。

浅井ラボ先生著

イラストレーターは宮城先生(ガガガ文庫13巻まで)、 ざいん先生(14巻以降)

さて、ひとまず「されど罪人は竜と踊る」アニメ化おめでとうございます。

昨年秋の予定から延期しましたが、無事にスタートするようです。

されど罪人は竜と踊るのアニメ放送延期について

http://www.tbs.co.jp/anime/sareryu/

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“され竜”とはなんぞや

さて、「されど罪人は竜と踊る」とはなんなのか?

こんな時はみんなのWikipedia先生にお願いピピピー。おまけにピピピー。

量子世界の基本単位である、作用量子(プランク)定数hを操作し、森羅万象を生み出す力、咒力。これを操るものたちは咒式士、その力を人殺しやバケモノ退治に使う者たちは攻性咒式士と呼ばれる。掃き溜めの町エリダナ在住の二人の(ダメ)咒式士たち罪人と、頭のイカれた依頼人・友人・権力者・犯罪者・同業者たち人格破綻者と、”異貌のものども”の物語。

引用-Wikipedia

いわゆる剣と魔法のファンタジー世界のお話ではあるんですが、これはその「魔法」を科学的に解明、再現することで生まれた力「咒式」が覆う世界。

咒式の使用には知識、個人の素質が重要視される模様。世界中において生活する人々の半数はなんらかの咒式を使う咒式士であるとされています。

ファンタジー世界ではありますが、なろう小説的な中世っぽい文明ではなく、我々の現代の水準に近い、むしろ咒式があるぶん進んだ文明です。政治や宗教、倫理観も近く、作中に登場する近隣諸国は「これはきっと某国がモデルだな」と感じることも多いはずです。また、名称は違いますがいわゆエルフやドワーフのような様々人種が存在します。ちなみにお約束の「東方の島国」とニンジャ、サムライといったものも存在します。

ガユスとギギナ

(©『されど罪人は竜と踊る』)

主人公のガユスギギナは犯罪者や”異貌のものども”と戦う力も持つ攻性咒式士

この2人の互いをナチュラルに罵倒し合う会話の応酬も作品の特徴です。

ガユス・レヴィナ・ソレル

相棒に眼鏡の台座と揶揄される赤毛の化学練成系咒式士。小説上での地の文は彼の視点で描写されています。戦闘における後衛職。RPGでいうところの黒魔導士。咒式士の階級としての最高位である第十三階梯。相棒と険悪。

ギギナ・ジャーディ・ドルク・メレイオス・アシュレイ・ブフ

長い名前の相棒。なんかすげー男前ですげー強い家具に肉親の情を感じてる剣士。戦闘における前衛職。RPGにおける剣士って例える意味ないですね。ガユスと同じく第十三階梯。相棒と険悪。

互いに共通の過去や因縁を抱えている。国の要人が絡み、国家を揺るがすような事件にたびたび巻き込まれている。2人とも咒式士としてはかなりのもんなはずですが、世界は広く、ドラゴンボールで例えると、ミスターサタンくらいの強さ。いや、さすがにクリリンくらいか?にも関わらず、ちょくちょくフリーザセルと殺し合いになる状況で彼らはどう立ち回ってゆくのか。

鬱?グロ?案外王道

初カキコ…ども…

俺みたいなアラサーでされ竜読んでる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは

小学館ガガガ文庫からは正式に「暗黒ライトノベルの始祖にして最終作」としてセールスされている。

この通り、され竜のイメージというと救いのない展開や挿絵のない文章だけでキツい残虐描写のために、斜に構えた思春期の少年少女たちが好む「鬱」「グロ」といった印象が先行しているように感じます。

確かにそういった側面は強く、人によっては全く受け付けないでしょう。

ただ、こじらせた中学生が好むだけの内容ではなく、物語の大筋としては決して邪道ではなく、王道であると思います。

主人公たちは過去に辛酸を舐め、時に非情な手段を講じ、後悔の残る結末を迎えることが多いですが、決して世の中に絶望した世捨て人ではありません。善人には恩義を感じ、仲間の死には怒り悲しむ正常な感覚を持っています。

そのため、きっかけは自分たちのためであっても、成り行き上とはいえ結果的には他者のため、世界のための戦いに身を投じていることが多いのです。

最高傑作「夜会編」を読んでくれ

異論は認める。(倒置法)

個人的に現状のシリーズ最高傑作だと思っているのは「されど罪人は竜と踊る 2 Ash to Wish」全編にあたる通称「夜会編」(レメディウス編)です。

内容(「BOOK」データベースより)

物理法則を変異させる咒式を使う攻性咒武士であるガユスとギギナは、今日も過酷なエリダナの街で生きる。警察からは、邪悪な“禍つ式”による連続殺人事件の解決を依頼され、嫌々ながらも商売敵ラルゴンキン咒武士事務所との共闘が始まる。さらに巨大咒式企業ラズエル社からは、反政府組織の人質となったレメディウス博士と巨額の身代金の交換立ち会いを依頼される。無関係なはずの二つの事件は、エリダナの街を盤面とした狂気の遊戯となっていく。ライトノベル史上最悪の謎と悲劇が交錯する「されど罪人は竜と踊る」シリーズ第2巻。
エリダナで多発する「禍つ式」による殺人事件。そして、ウルムンという国家の政治的抗争に巻き込まれたラズエル社の天才、レメディウス博士と少女ナリシアの運命。一見無関係な二つの事件がひとつに収束してゆく様はまるで一本の映画を観ているような高揚感を感じます。ラズエル社を守るカルプルニア、ツェベルン龍皇国の経済も例の枢機卿長の思惑をバックグラウンドに進んでいきます。

大禍つ式(アイオーン)という存在

タイトルの通り、代表的な強大な敵は数百年から数千年を生きる竜ですが、

この世界にはその他にも凶悪な敵対種が存在します。私はこの禍つ式が大好きです。

「禍つ式(アルコーン)」そしてその上位種の

「大禍つ式(アイオーン)」

形式番号を持つ大禍つ式(アイオーン)は、長命竜にすら匹敵する咒力を持つと言われている。人間により、形式番号ごとに爵位で区別されている。大禍つ式は高度な知性を持つが同時に情報体のため、規則に反する行動は取らないし取ることが出来ない。生まれた順番に番号を持ち、番号が小さいほど強い

引用-LaboPedia

異界の情報生命体である彼らは通常はこちらの世界に干渉することはできませんが、とある手段によって召喚され、顕現します。詳しく説明するとネタバレになりますが、イメージ的にはこれらの存在はファンタジー世界でいう「悪魔」に該当します。

それぞれの個体がナンバリングされており、準爵級・騎士級から王侯級まで数字が少ないほど強力になるという設定。作中で登場するのは子爵級や男爵級といった比較的下位のものが中心ですが、そいつらが弱いかといったらトンデモなくて、一つひとつが街や国を滅ぼしかねない災厄です。そのため、これで公爵や王侯級が現れたらどうなるんだよという絶望感が半端じゃありません。

夜会編で敵対する子爵、男爵級の大禍つ式の恐ろしさをみればそれを実感するでしょう。

天才博士と独裁国家

このへんも詳しく書くとネタバレになるので難しいのですが、エリダナの事件とは別に某国のような独裁国家ウルムンの内乱に巻き込まれたレメディウスという若き天才咒式博士。

比較的民主的な国で育ち、希望と理想を求めたレメディウスが直面した不条理な世界の現実。独裁者の圧政と虐殺、拷問といった非道に対するの怒りと哀しみが描かれています。耐性のない人にはキツいかも。いや、耐性あってもキツいかも。

どんな犠牲を払ってでも不正義を正し、国を、ナリシアという少女を救おうとした彼の決意の先にあるものはなんなのか。

ラルゴンキンたちとの共闘

基本的には2人だけのチームですが、今回のガユスとギギナ、そしてラルゴンキン事務所の面子との共同戦線による多様な戦闘は圧巻。

陽気なラルゴンキンのエリダナという街を想う気概と、ガユスたちを導こうとする不器用な父性に心を打たれるものがあったり。

まとめ

モルディーン十二翼将、竜、禍つ式、古き巨人、そして世界の敵。

設定だけで絶対に作品が終わるまでに全員登場しないだろうってくらいの広大な世界観。

個人の事情から街の治安、各国の情勢。そして宙界の瞳が関わり、この星全体の危機にまで発展していく壮大なストーリーは今後も注目です。

魅力を語るとか言っといて設定も登場人物も全然書ききれねーやと実感…

一記事じゃ土台無理か。いや文章力、構成力の問題か。

ファンの駄文なので許してください。

アニメは原作の1巻分くらいでしょうか?むしろ1巻分もできるんでしょうか?楽しみです。

学生時代にこの作品を教えてくれたOくん。元気?

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